どうも、とある就労移行の職員のフクシーです。

就労移行の施設ごとに違いあるのか?
その疑問にお答えします!
施設ごとの違いはどこで見分けるか
施設HPの1番をチェック
最初に見るべきはHPです。
その中でも、「HPの1番上」!そこに、施設の強みやPRポイントが詰まっています!
▼例えばこんな感じ▼
・障害別のカリキュラムがある ・プロのデザイナーによる就職サポート ・プログラミング特化の就労移行!! ・就職率◯%、定着率〇〇%!! ・週1日から通所できる!! ・在宅支援に特化 ・〇〇への就職につよい! etc...
HP制作をしたときに、1番上に1番伝えたいことを表記するものです。(デザイン的に)
まずはここをみて、自分が求めている特徴・強みかどうか?
判断してみましょう!

自分の求めている特徴がなんとなく把握しているか?そこがポイントです。
設備・サービスの差
実は、就労移行支援事業所は、事業所ごとに設備もサービスも違います。
福祉事業所で、国が管轄しているものなのですが、運営会社は株式会社や社団法人、NPO、社福などさまざまですが、Fc(フランチャイズ)として行うところもあります。
そのため、綺麗さやPCの質、ルールの厳しさ、柔軟性事業所ごとに差があります。
▼設備面で見るべきはこれ▼
・PCスペック ・個別学習スペース ・個室の面談ルーム ・トレーニングルーム ・デュアルモニター完備 ・車椅子対応可 ・模擬訓練教材多数 ・図書多数完備 etc...
PCでがっつり作業がしたい人には、PCのスペックを確認してみる方が無難ですし、作業環境やパーソナルな雰囲気を重視するタイプの方には、個別の面談ルームや学習スペースがある事業所が望ましいでしょう。
▼サービスで見るべきはこれ▼
・ご飯の提供あり(有料と無料のパターンがあります) ・臨床心理士在中、公認心理士在中 ・◯◯の専門家在中 ・学習教材多数完備 ・開所時間が長い ・Adobeが使える、学べる ・ジョブコーチ在中 ・工賃あり(*就労移行では滅多にないです) ・送迎あり(*就労移行では滅多にないです) ・交通費負担あり ・MOS等の資格取得の補助あり etc...

その方にとって、あったら嬉しいとなければならない設備・サービスがあるので全部を欲しがるのではなく、自分が必要なものだけ揃っていたら十分です。ときには妥協も必要!!
アクセスの良さ(*注意点あり)
家から事業所までの距離です。
あまりにも遠かったりすると毎日の通所は大変でしょう。
しかし、1点気をつけなければいけないことがあります。
それは「事業所は近ければ近いほどいいのか問題」です。

さすがに近い事業所の方がいいでしょ!

それが、、、実はそうとも言い切れません
近い事業所に行くと、希望している就職先が事業所より遠いとギャップに苦しみます!
基本的に近いところの方が、アクセスがいいところの方が通いやすいですよ!
しかし、デメリットとして、少し乗り換えが増えたり、通勤時間が増えると朝間に合わない事態になる可能性があります。
あくまでも、就労移行支援事業所は訓練の場所ですので、負荷が少なすぎるとある意味で損です。
職員との相性
この辺は、見学しなければ分からない部分になってくると思います。
相性の良い所の方がおすすめです。理由は、信頼できる事業所の方が相談や訓練がスムーズだからです。
事業所を信頼するには、職員さんとのコミュニケーションは必須でしょう。
就労移行のスタッフの性格や年齢、キャリア、保有資格はバラバラです!
・就職や福祉的な知識が豊富なスタッフ
・優しい安心感あふれるスタッフ
・ズバッと指摘できるスタッフ
・きっちりしているスタッフ
・フレンドリーなスタッフ
・専門性があるスタッフ
・当事者(ピア)スタッフ
など
同じグループの就労移行支援事業所でも、スタッフさんの考え方や力量で質は異なることがあるので、ぜひその方を支援者として相談していきたいか考えてみていきましょう!

就労移行は約5人程度で1つの事業所なので、1人1人の知識や経験が大きく影響することがあります。
利用者の属性
通所を検討する際、その事業所が得意な(想定している)障害種別が何なのか?を把握する必要はあるでしょう。
知的障害の方と相性の良い事業所や精神疾患の支援が得意な事業所、発達障害向けのカリキュラムを揃えた事業所もあります。
これは傾向なのですが、通所している方と一緒に学ぶことができるかどうか?同じ空間で学習できるか否か?カリキュラムや運営方針が自分の障害特性(困りごと)にマッチしているか考えましょう。

例えば、メンタル面で困っていないときに、メンタル系のカリキュラムが多さは重要ではありません。また、ビジネスマナーがキャリア的に基礎が分かっている方にとって、ビジネスマナー中心のカリキュラムも無駄が多いと思います。
まとめ
・施設の特色はスタッフにも依存する
・施設の強みは設備面とサービス
・特化型はわかりやすい
・自分が求めているものを知ろう
以上が簡単なまとめです!
2箇所で迷うことがあるのであれば、どちらに行っても良いでしょう!違ってたら、退所して新しいところに通所しましょう!

「退所歴があると、違う就労移行に通えなくなる」という噂をたまに耳にしますが、退所歴が原因で通えなくなることはないです。ご心配なく
どの事業所もしっくりこない場合、自分が求めているものを明確にしながら調べましょう!
合わない事業所に入っても大丈夫です。最終的には、退所して違うとこ探すといいです。

気楽に構えて、完璧を求めずにいきましょう
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