一部界隈で圧倒的な知名度と人気を誇る”えらいてんちょう”さんの一冊。
ビジネスで勝つネットゲリラ戦術詳説を購入しました。
実はこの著者の本は他にも何冊か読んでおり、”会社員兼しょぼい個人事業主”をしている私にとって特に内容が魅力的でしたので紹介します。
個人の生存戦略が示された一冊
”えらいてんちょう”と名乗り、イベントバー経営やYoutuber、経営コンサルタント、インフルエンサーとして活躍する矢内東紀氏の著書。(色んなことをしている人です)
彼は朝起きや満員電車が苦手で就職を諦めつつもリサイクルショップやイベントバーエデン立ち上げるなど異色の生い立ちを持っております。
SNSが普及し、時代がネットゲリラに向いた時代が到来したという背景やそのルールを分かりやすく説明された一冊となっております。
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個人事業者向けのマーケティングを学びたい人にもおすすめです
”ネットゲリラ戦術”の概要
本書では
「私たちしょぼい個人でも主役になれる、ゲリラ戦の時代です」
「インターネットなどの武器を使い、少人数でも効果的な戦いを展開できるのです」
と個人や少人数で活動する人(≒本書ではゲリラと呼ぶ)向けに書かれたノウハウ・考え方が詳しく解説されております。
お金や人脈は、大手企業や集団には全然歯が立たないゲリラがいかにして勝ちを収めていくのかを事例とともに説明されています。
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”しょぼい”という表現は著者がよく使う表現です
”ネットゲリラ戦術”での学び
個人的に学びになった箇所を紹介していきます。
個人の強みの把握ができる
ゲリラの強みは身軽であること。
お金も人脈も大手よりはるかに小さい個人だからできることがあります。
私のブログやツイッターも超しょぼい規模のネットゲリラと言えます。
例えば、会議や稟議抜きで好きにアカウントの運用し、面白そうな人に突然リプライを送って仲良くなっていくことができる素早さはしょぼい個人ならではの素早さでしょう。
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仲良くしましょう!
贈与という概念
本書で言う贈与は
人の心をつかむための投資
と表現されております。
そして贈与こそが非常に重要だと説かれております。
理由は金銭的資本に乏しいゲリラ(しょぼい個人)の戦略として、人の心アプローチし味方を集める必要があるためです。
もう一点
これからが期待できる無名の新人へ贈与をすることで、将来大物になった時に協力な人脈に化けることになります。
ちなみに、贈与は「お金を配る」とかではなく(それだと大手に勝てない)挨拶や手伝い、コーヒー一杯や昼飯をご馳走する程度まで幅広く贈与と扱います。
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些細なことでも嬉しいですよね!
ネット戦術について
私なりの解釈ですが、書籍の中で
共感できるシンボル・目標が人を集める
と切り出してみました。
圧倒的にわかりやすい主張・目標は、だれにでも認知されます。本書では単純接触効果が期待できると説明されております。
また、わかりにくい主張や目標は誰もついてこれないと説明されておりますが、単にわかりやすい主張だけでもダメという点も重要です。
つまり、平凡な主張では「あっそう…」で終わってしまうという点です。
例えば
「俺は卒業したら就職する!」
「俺は京大に行く!」
では難しいことですが、特にインパクトがない(≒平凡)です。
本書では誰も掲げない刺激的で壮大な主張や目標の方が効果が期待できると説明されております。
たとえば
N○Kをぶっ◯わす!はわかりやすいですね!
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他にも炎上についてや話術、組織論などについてもわかりやすく説明されてました
まとめ
ネットで発信したい人は是非本書を繰り返し読んでみましょう!
今回私は本書の一部である
・しょぼい個人のつよみ
・贈与について
・ネット戦術
について紹介しましたが、他にも炎上時のお話や組織について、アンチについてなども紹介しております。
以上
ネット活動に興味のある人が悩むポイントや行動のポイントが記された良書でした!
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