集客の重要性
就労移行支援事業所の集客方法を紹介していきたいと思います。
残念なことに、日頃の支援で忙しく広報に力を注げない事業所は多いでしょう。
また、新規参入も増えさらに利用者さんの取り合いになります。
ご存知の通り、就労移行支援事業所のビジネスモデルは利用者さんに通所していただき、国から訓練等給付金(売上)を得ることです。
同時に”就職者を出すこと”も長期的な経営をする上で重要となります。
そうなると”利用者さん不足”、”利用者さんが集まらない”問題がでてきます。これは、どこの事業所も避けて通ることができないポイントです。
そこで、どのような集客方法があるのか。その基礎知識についてどんどん紹介していきます。
*就労継続支援A型、B型、自立訓練などでも当てはまる内容が多いのでぜひ参考にしていきましょう。
ー著者紹介ー
就労移行支援施設で働いていフクシー(@hukushiii)です。
精神疾患や発達障害をお持ちの方を中心に、年間100回以上面談をしております。
ー参考ー
・この記事は6回加筆修正いたしました。(2025年5月Ver)
・就労移行のビジネスモデルはこちらの記事:
就労移行支援って儲かるの?#支援員がよく聞かれる質問
・就労移行支援のことを知ったばかりの方はこちらの記事もおすすめです。
就労移行支援とは?対象者、利用料金、利用するメリットを考える
チラシ(DM、ポスティング)
一番イメージしやすい集客方法ではないでしょうか。
新規事業所の開所前のタイミングや2店舗目のオープンの場面でよく実施されているイメージがあります。
あなたのご自宅ポストにも”就労移行支援”のチラシが届いたことがあるかもしれませんね!
ちなみにチラシの作り方は簡単です。
①Canva(無料版でOK)でデザインテンプレートを選びます
②気に入ったデザインに自事業所の情報やPRポイント、画像を載せます
③ラクスルやプリントパックで印刷する
→印刷だけならA4:2,000枚=5,000円以下くらいで印刷できます。
以上(ニーズがあれば記事か動画にして解説しますね。)
チラシのメリット
- 近隣の利用者さんを確保できる(通所しやすい)
- ポスティング範囲の指定ができる(要業者との打ち合わせ)
- PCやスマホをあまり使わない人(層)にもアプローチできる
- 余ったチラシを他の広告として再利用することも可能
- 保存性、信用性がある
チラシのデメリット
- 費用がネット広告より割高
- 配った範囲だけなので規模は限定的
- リアルタイムでの統計・データが取りずらい
- チラシのデザイン作成に費用がかかる(外注する場合)
- 管理会社、住民からクレームを受けることがある(投函禁止のポストに投函してしまうなど)
- スマホや携帯電話を持っていない人からの問い合わせが来る(事業所によってはミスマッチ)

事業所周辺の方に来てもらいたい場合は特におすすめ。就労継続支援B型やA型とは特に相性がいいと思いますよ。また、就労移行支援の大手はキレイなデザインのチラシを作成し、定期的に配っております。
ネット広告系(Web広告)
結局のところ、多くの就労移行事業所はネット広告に予算をかけております。
就労移行支援の宣伝広告をGoogle検索やYoutube、インスタグラム、フェイスブックなどで見かけたことがあるのではないでしょうか。
一言にネット広告と言っても、種類は多種多様です。
- Google広告・Yahoo広告(リスティング広告)
- Facebook・インスタ広告(いわゆるメタ広告系)
- Youtube広告
- ツイッター広告
- Tiktok広告
- その他SNSでの広告全般

一番メジャーなのはGoogle広告。次点でFacebook、Youtube広告となります。
ネット広告のメリット
- 地域を絞った宣伝ができる(例えば、〇〇市▲区など)
- アナリティクス(分析結果)がリアルタイムで見れる
- 予算を随時調整しやすい
- ネットを最低限使うことができる利用者さんとつながることができる
- 年齢別、キーワード別に調整できるため、無駄が少ない
- 少額から広告ができる(例えば1000円〜でも)
- 多店舗展開している場合、コスパが良くなる
ネット広告のデメリット
- ネットを使わない人に効果がない
- 他社競合が激しい(大手はネット広告に強くSEO高い)
- ネットにある程度慣れていないと難しい
→広告運用代行という仕事があるくらいに広告は深いです。 - ガッツリするならある程度の広告予算が必要(20万円/月〜)
→費用をかけないと効果が出ずらいこともあります。 - LP(ランディングページ)ならデザイン、文章を作成に費用がかかる
→コーディングまでしてもらって最低でも5万円〜は見積もりつつ、質を上げたいのであれば20万円をLPの作成にかけることもよくあります。(ケースバイケース)
ネット広告もポスティング同様、広告デザイン制作費用が必要となります。内製化する手もありですがそれにも多くの時間を要します。(事業所立ち上げの前で支援者の手が空いているならありでしょう)
利用者さんは収益の要です。もし運営している段階なのであれば内製化は慎重に考えた方がいいでしょう。

私の事業所では毎月30万円以上費やしております。(利用者の登録者数状況によって変動する)
就労移行は毎年利用者さんが就職することが前提なので、手を抜けませんね。
ポータルサイトへの掲載
意外と必須なのですが、ポータルサイトにほとんどの就労移行支援事業所が載っております。また掲載は無料であることが多く、有料掲載(会員)になると上の方に表示されやすくなるので手軽にたくさんのお問い合わせが見込めます。
リタリコ仕事ナビ:一番見られている移行支援検索サイトだと思います。基本掲載無料、有料会員になると検索上位に表示され運営のコツ・ポイントのまとまった資料、事業所内の利用者さん向けのスキルアップ教材が入手できます。
障害者ドットコム:2番目くらいに見られている検索サイトです。こちらも掲載無料です。無料の段階でも事業所写真と文章でのPRが可能です。有料プランも存在します。
DEIGO就労支援ナビ:無料でもかなり掲載できるので、ぜひ掲載させていただきましょう。問題は、最近のサービスだと思いますのでDEIGO就労支援ナビ経由で問い合わせがくると聞いたことはありません。一方で福祉事業所側も認知していなかったりチカラを入れていないケースがあるので、DEIGO就労支援ナビの中でTOPを狙いやすいのである意味チャンスかも??
障害者就業サポートガイド:登録数はそこそこです(今後に期待)。掲載は同じく無料です。ただし、無料だと基本情報しか載せることができないようです。その分プレミアムページのカスタム性が充実しており有料会員の費用も2500円/月と破格の安さです。
(売上が工賃に充てられると記載があったので就Bで運営しているのかもしれません)
(WAM NET ※こちらは民営の組織ではありません。要点としては無料で事業所の情報を公開できるサイトです。宣伝効果はほとんどないと思われますが登録するべきでしょう。登録情報を載せるようにどの事業所にも通達が来るようです^^;)*そもそも登録しないと減算だった気が……
ポータルサイト掲載メリット
- 利用検討者との接点拡大
- 問い合わせや見学予約の動線確保
- 掲載無料 or コストパフォーマンスが高い
無料掲載が可能なサイトもあり、コストをかけずに集客・広報ができる - エリア・障害種別などで絞り込み検索されやすい
ターゲットにマッチした層にアプローチしやすい - SEO的な効果(バックリンク)
ドメインパワーの強いサイトからの被リンクにより、自社の検索順位が改善する可能性あり
ポータルサイト掲載デメリット
- 競合との比較にさらされる
他施設と並んで掲載されるため、強みが不明瞭だと埋もれてしまうリスクがある。 - 掲載情報の更新に手間がかかる
自社で情報を即時に更新できないケースもあり、古い情報のままになることがある。 - 一部有料オプションが存在(無課金勢の限界)
上位表示や画像掲載などに費用が発生するケースもあり、費用対効果の検討が必要。 - 質の低い問い合わせや冷やかしのようなケースが増える可能性もある(特に人気施設に限りますが)

無料で掲載できるところはとりあえず掲載しましょう。リタリコは運営ノウハウ資料もあるので有料会員になってみることもオススメします。
Googleマップの登録
Googleマップはとても重要です。
事業所は店舗型ビジネスでもあるので、必ずGoogleマップを掲載するようにしましょう。ちなみに、掲載にお金は一切かからないです!
Googleマップの登録がされていないと、どうなるのか?
それは、事業所までの行き方(アクセス)が整っていないということと同じようなものです(言いすぎていたらごめんなさい)。
アクセスが整っていないだけだったらまだ良いかもしれません。もう一つの問題は、Googleマップで家から近い事業所を探す人がたくさんいるということです。本当は近くに事業所があるのに、登録していないだけでGoogleマップで検索しても出てこないのです。とても勿体無いです……
なお、Googleマップに登録するとYahoo!マップにも勝手に反映される場合があります。(ただし反映されるまでかなりタイムラグがあるので、Yahoo!マップも掲載したい場合は同時に申請する必要があります。)
しかし無料で掲載してマップアプリ使用者の9割が使っているGoogleマップの掲載をしないというのはあまりにも残念なので、登録しておきましょう。
Googleマップ掲載方法はここからどうぞ!
*やり方がわからない場合は、最終手段ですが…Googleマイビジネス運用代理店などにお金を払って掲載代行してもらうのもありです。
Googleマップのメリット
- 無料で始められる集客・広報手段
費用ゼロで、Google検索・マップの両方に表示されるためコスパが非常に高い。 - 地域名+サービス名での検索に強い
「◯◯市 就労移行」などの地域キーワードでの検索結果に表示されやすくなる。 - クチコミによる信頼性アップ
利用者・関係者からの口コミが集まることで、第三者評価としての信頼が高まる。 - 写真・投稿による雰囲気の伝達
施設内の写真やイベントの様子などを投稿することで、事業所の空気感を視覚的に伝えられる。 - Google経由の見学・問い合わせが増える
電話・ルート案内・ウェブサイト誘導などのアクションが1クリックで可能になり、接点が増える。 - 営業時間の表示
- SEO(検索順位)にも影響する
Googleビジネスプロフィールを適切に運用すると、自社サイトの検索順位にも好影響を与える可能性がある。 - 採用活動にも有効
職場の雰囲気や働いている様子を発信することで、求職者からのエントリー増加が期待できる。
Googleマップのデメリット
- 悪い口コミも表示される
ネガティブな口コミを書かれた場合、削除が難しく、対処に時間と労力がかかる。 - 情報が古いままだと信頼を損なう
営業時間や住所変更などを放置すると、利用者が迷子になるなどのトラブルに直結。 - 匿名による嫌がらせ投稿の可能性
特に精神・発達障害支援施設などでは、過去の利用者や家族などから匿名で悪意のある投稿が入ることも。
しっかり画像や情報を揃えるだけで特にその後手間はかからないので、Googleマップは必須だと心得てやっていきましょう!

Google登録の掲載依頼?ワタシに依頼したら高くつくぜ….(法外)
でも本当に困ったらTwitter(X)のDMで連絡してくださいな。なにかしらのアドバイスはできるかもしれませんぜ….(ブラックジャック風)
コラム:Appleの『マップ』について
Appleのマップも実は重要です。というのも、日本人のiPhone所有率はかなり高いのと、Googleマップを使わずにマップで検索する人も結構多いんです。(地図アプリとしてはGoogleマップに続いて国内2位!!)
なので、余力があれば登録しましょう。
ランキングサイトへ掲載
意外と知られていませんが、個人サイトへ掲載をお願いし宣伝しているパターンがあります。(中には、いわゆる企業案件も含まれます)
ひとつの事業所を細かく紹介してくださることが多く”狭く深く”といった宣伝効果が見込めます。
是非お問い合わせから掲載依頼をしてみましょう。
SNS運用
使わないともったいない宣伝ツールです。以下が主要なSNSです。
- X(=旧Twitter)
- YouTube
- Tiktok
- Facebook(Instagramと連携でも可)
特にXとInstagramは大手の事業所も活用しており、そこから利用者さんの集客につながることもあります。
一部の事業所さんは、Twitterで社員も個別でアカウントを作成し発信している運用をしており、かなり人柄や考え方が見えやすいので、ミスマッチが少なくなるかもしれませんね!(個人的にはスタッフさんの心理的負担を考えてしまいますが……)
最近だとTiktok動画を投稿してフランクに利用者さん確保を試みている事業所も多いですね。

私も移行支援などの福祉系のアカウントをフォローしてます
SNS運用のメリット
- 基本料金がかからない
- SNSに広告を出すことができる
- フォロワーが増えることで更に認知があがる
- リアルタイムの情報を発信できる
- SNSはネット検索でもヒットする
- 投稿がバズる(≒拡散される)ことで認知があがる
- 利用者さんが内部を垣間見ることができるため、ミスマッチが減る
デメリット
- 炎上のリスクがある
- アカウントを放置するとブランドイメージが下がる
- アンチが発生する可能性がある
- 運用にはある程度の知識が必要
- 運用する手間がかかる
なお、どの企業・個人・団体にも炎上リスクはあります。どれだけ注意してもミスはつきものです。そのため、炎上などのリスク管理は把握しつつ投稿において”利用者さんにどのような情報を提供したいか”を意識して投稿し続けるといいでしょう。
応用ですが、公式LINE、Youtube、TikTokでも集客している事業所さんがあります。SNSごとにユーザーの層やコンテンツの性質が大きく異なるため、運用担当を用意し力を入れているみたいです。

Youtubeを利用する事業所は増えている印象です。Youtubeは長尺の動画を投稿できる強みが圧倒的です。

ちなみに、SNSに自信がなくても大丈夫です。
日々、事業所の雰囲気や取り組みがわかる投稿をするだけでも、なにもしないよりも効果はバッチリあるはずです♪
HP(ホームページ)作成
ずばり言いますが、HP(ホームページ)は必須と言っても良いレベルで必要です。利用者さんは移行支援に通所を決める前にHPを確認いたします。
そもそも相談支援員さんに電話したりチラシ渡したり挨拶回りする前に、HP(ホームページ)は作りましょう。(超大事なことなので強調します)
そこで、基本的な情報や雰囲気・支援内容を見て、ある程度知ってから利用者さんやそのご家族さん、あるいは支援者はお問い合わせをします。
HPのメリット
- 質問や通所前に事業所を知ってもらいやすい
- SEOが高い場合はお問い合わせ数も増える
- 信用になる(チラシ同様)
- お知らせ、イベントの告知がしやすい
- リアルタイムで宣伝したいこと表示することができる(写真の枚数などに制限がない)
- 低額で簡単なHP作成サイトがある
wix、BiNDup、Wordpress、Studioなどプログラミング知識がなくても作成できる時代になりました - ブログの更新などで能動的にSEO対策ができる
- HP自体をGoogle広告などで運用することができる
- 職員採用の際も見られる(HPは求職者も見てます)
利用者確保以上にスタッフ採用の面でも効果あり!
HPのデメリット
- HP作成に知識が必要
PCがすこし得意な人か企業かフリーランスに頼んでみましょう(フリーランスならクラウドワークスやココナラに優秀な人がたくさんいます) - 外注する場合多額の費用がかかる(50万円〜)
外注してもすぐに作成できるわけではありません… - 維持費がかかる(サーバー、ドメイン代など)
年間1万円前後でも維持は可能です⭕️ - 情報の更新の手間が発生する
- ブログ更新の手間が増える
- 基本的にSEOが低い(検索されても上位にでないことが多い)
HPの作成には多くの時間と費用がかかることが常ですが、投資価値は十分高いものだと思います。ただしターゲット層によっては必要ない場合があります。(例えば、PCを使わない人)
しかし、保護者や支援者が見て利用者本人に紹介するケースがありますので、やはり必須になるでしょう。

企業だけでなく、最近はフリーランスに外注するケースも多いです。相場を踏まえて注文しましょう!
挨拶・営業まわり
ぶっちゃけ、比較的経費のかからない宣伝活動です。
ただし、時間は取られます。(時給に交通費)
することはシンプルです。
①:アポイントを取る
↓
②:パンフレットと名刺を持って事業所の強みの紹介と利用者さんを募集をお伝えする。
↓
③:①、②を繰り返す。
以上
中にはアポイントを取れないことがあり、どうしても飛び込み営業になる場合があります。
その場合、なるべく迷惑にならないようにパンフレットを置くだけにするなどで印象を残しておきましょう。
福祉は横の繋がりが非常に大切です。信頼される事業所には利用者さんを任せてくださることは大いにあります。時間がかかる活動ですが勉強にもなります。そのため利用者さんに繋がらない場合でも有意義な時間になるでしょう。
営業に訪問するスポットとしては以下のリストをお勧めします。
- 障害者就業・生活支援センター(就ぽつ、中ぽつ):この施設の担当者さん曰く「事業所の強みが明確になると利用者さんを紹介しやすい」ようです。
事業所の強みとは、「療育系だったら◯◯さんの事業所!」「在宅就労なら▲▲さんがお勧め!」のように強みがあれば紹介しやすいということです。 - 役所:意外と手土産を受け取ってくれますし、覚えてくれます(※地域差有り)。
- クリニック、心療内科:アポイントが取りにくいです。ただし、利用者さんの見込み患者さんが多くパンフレットを見ていただくだけでも価値があります。併設のデイケアにも是非ご挨拶にいきましょう!
意外かもしれませんが、就労移行を知らない職員さんが多い印象です。 - 相談支援事業所:利用者さんを福祉にお繋ぎする障害福祉サービスです。ただし、相談支援員さんは常に忙しいです。事業所の存在認知をいただくだけでも及第点です!
- ハローワーク:まだ就労レベルではない求職者を就労移行支援に繋ぐことがあります。ただし、就労移行支援をご存知でない職員さんがとても多いです。
- 訪問看護ステーション:訪問看護を利用している方で就労移行支援の利用対象者は多いです。最近は精神障害に特化した訪問看護も増えましたね!
- 病院:精神、身体障害共に狙い目です。リハビリ中の方の社会参加の一歩にいかがでしょう。

どの施設も利用者さんの集客以外に、就職後・支援中のケアを行う際に重要な役割を果たすことが多いので是非仲良くしていきましょう。
説明会・イベントの開催
説明会やイベントを実施することで、多くの方にアプローチすることができます。
以下の媒体でイベント・説明会の宣伝を行いましょう!
- コクチーズ:言わずと知れたイベント、セミナーまとめサイトです。掲載、利用無料ですのでお気軽に実施できますね!
- ジモティー:不用品の取引のイメージが強いですが、セミナーやイベントも掲載可能。実は求人を載せることもできます。(ここで利用者募集している就A、就Bもあります)
- SNS、HP:拡散力のあるSNSを持っている場合はこちらで告知するだけで十分なこともあります。
- 公式LINE:宣伝用にLINEでリストをとっている場合に有効です。LINEの投稿機能(タイムライン)を利用してLINE登録者をイベントに招待しましょう!公式LINEの利用は大手やFC系の移行支援事業所にとって一般的になってきましたね。
最近では、公式LINEにLステップやプロLINE、エルメを導入する事業所が増えてきましたね。(*すこし専門的ですが、これはLINE拡張機能のことです)
イベントのタイトルは
・発達障害の方向けの就職相談会
・障害をお持ちの方向けお悩み相談会
のようにイベント企画している事業所が多い印象です。ご参考までに。

大手事業所も行っている手法です。是非得意な媒体で試してみましょう。
その他
ここでは変わりダネ集客方法をご紹介。
実は意外な方法で集客している事業所があるのでその手法をお伝えいたします!
・TwitterのDM(ダイレクトメール)で集客
この方法は意外でした。今風なやり方になるのでしょう。広告は待ちの営業であるため、直接SNSユーザーの利用者さんに営業ができるのは強いですね。
ただし、炎上にならないように運用しましょう
・インフルエンサーをアンバサダーにつける
某 移行支援事業所ITス◯ールのアンバサダーにEX●Tが付いたのは衝撃でした!
どれほどの反響があるのかは、今後、そこで働く関係者に伺いたいと思います。
他の事業所にも、芸能人が就労移行などを運営するケースが増えた気がします。
・FAXで施設にダイレクトメール
開封率はどれくらいなのか。この方法をとっている移行支援事業所は数少ないと勝手に思っていますが私が知らないだけで結構メジャーな方法なのかもしれません。
・口コミ
利用者さんや支援者の口コミで密かに人気な事業所。HPに乗せている口コミと違い信頼ができるのでしょう。目指したいところです。
・紹介料を渡す(指導の対象にて注意)黒に近いやり方です。←違法になりましたね。(2025年)
正直、、、利用者さんの納得のいく事業所選びを捻じ曲げない方がいいでしょう。合わない事業所だとクレームにつながる可能性もあります。
・自立訓練、就B、就Aから移行支援へステップアップ
進路先として就労移行支援を利用することがあります。同法人でステップアップすることもありますよ。
・地元誌やフリーペーパーへの掲載
地域の情報誌の広告枠や、フリーペーパーへの掲載も集客(PR)の一つです。
費用はページ内の掲載枠次第ですが、一度の掲載で安くて5万円です。
ただし部数や規模次第では8〜16万円と幅が広くなります。
もちろん、発行部数が多いということはポスティング以上に拡散できます。さらに第三者目線で書かれているため、利用者さん側としても選ぶ際に安心感が出るかもしれません?

営業活動に時間を取られすぎないことも肝心です。
利益供与等の禁止について少しだけ……
某大手の障がい者の人材紹介などを手掛ける企業さんが、利用者さんの通所に繋がった際に費用を請求するというビジネスモデルをしていましたが、そのやり方を撤回するという出来事がありました。
上記の事例以外にも
ホームページ、チラシ、広告を積極的に実行していくのは大いにOKなのですが、1度は聞いたことがあるであろう『利益供与等の禁止』というワードに抵触しないように注意してください。
…….就労移行支援、就労継続支援A・B型においては、利用者を金品で勧誘する行為は障がい者の意思決定を歪ませる行為であるため、運営基準等で禁止されています。
…….わかりますか?
これどこまでが利益供与にあたるのか、、、結構アバウトです。笑
でも、私が知っている事例として
「チラシ:お昼ご飯無料」
と書いただけで利益供与に該当すると言われた事業所さんを何件か知っています。
「チラシ:お昼ご飯提供」←これはセーフらしい
『チラシ:皆勤賞で〇〇をプレゼント』←これもアウト…
「チラシ:毎日通所で1万円プレゼント」←アウト!!
でもなんとなく分かってきたかな?
難しいですよね。
とりあえずですが、抵触しそうなことは表記濁したりするのが吉っぽいですね笑
別に事業所にお菓子やインスタントコーヒー、ウォーターサーバーがあったって、無料Wifiがあったって違法性はないはずです。
ただ、それらが『無料!!』と広告で打ち出すと利用者さんの意思決定を歪める恐れがあるといううことなのではないでしょうか?
見学に行ってから色々サービスが充実していると知ることができるのは、運営指導課も『我関せず』というか、、、認知のしようがないのかもしれませんね。
とりあえず、あまり大盤振る舞いすぎることは書かないようにしましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
利用者さんの集客は運営する上で避けて通れない道です。そのため、今回の記事で紹介した集客方法を実践することで着実に効果をあげていただければ幸いです。
そもそも認知度の低い”就労移行支援”の宣伝において潜在顧客の確保も大きな課題です。それに関してはまた別の記事で紹介いたします。
事業所の職員で営業活動が難しい場合は”コンサルタント”に入っていただくことも一つの手です。コンサル費用はかかりますが、大手でも起用しているところは多いです。
広報にはその道のプロが当然存在し、素直に頼ることで、支援に集中することができます。

コンサルは事業所の強み弱みの洗い出しから、市場分析、広告の運用などをしてくれることがあります。もし利用する場合は、コマめに相談してコンサル任せ一辺倒にならないように活用しましょう。
それではここまでお読みいただきありがとうございました。
また随時更新いたしますね!


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